インフルエンザ予防は歯磨きで
インフルエンザはどうやってうつるのでしょう
インフルエンザはウイルスを持っている人の咳やくしゃみからうつります。
咳やくしゃみにより飛び出したウイルスを吸い込むことで感染します。
これを飛まつ感染といいます。
飛散したウイルスは周辺のあらゆるところに付着します。
ウイルスの付着した部分を触れた手からも感染します。
また乾燥した空気中にも長くとどまります。
ウイルスには2~8時間は感染力があるといわれています。
それを吸い込むことによっても感染するのです。
主な予防にはどんな方法があるのでしょう
インフルエンザは感染力が強く、予防がとても大切です。
予防接種を受ける
ここ数年インフルエンザは冬ばかりでなく夏にもかかる感染症でが、流行するのは圧倒的に冬です。
ウイルスの抗体ができるまでには2週間程度かかります。
高齢の方や小さいお子さんはなるべく早めに予防接種を受けるようにしましょう。
手洗いやうがい
外出から帰ってきたときは必ず手を洗い、うがいをしましょう。
手を洗う際は、汚れの残りやすい指の付け根、手のひらのくぼみや爪の間など気をつけましょう。
手を洗った後にアルコールで消毒をするとより効果的です。
規則正しい生活
身体の抵抗力が落ちてしまうと風邪にかかりやすくなります。
予防には栄養バランスのとれた食事が大切です。
また、普段から十分な睡眠と休息に心がけましょう。
歯磨きで予防する!
口の中には30億以上の細菌がいるといわれています。
この細菌はプロテアーゼという酵素を出す特性があります。
口の中は喉の奥まで粘膜で覆われています。
プロテアーゼはタンパク質を分解するので、粘膜の表面を破壊しインフルエンザウィルスを侵入しやすくするのです。
口の中を不潔な状態にしておくと、細菌が増殖しプロテアーゼの量が増えることになります。
結果、インフルエンザに感染しやすくなります。
きちんと口の中のケアをすることでインフルエンザの予防につながるのです。
ケアをきちんとすることで、免疫力を高め成人病の予防にもつながります。
また歯科医院での歯周病やむし歯の治療、歯のクリーニングを行うことでインフルエンザも予防するように心がけましょう。