歯医者さん通いを習慣に!
春になると幼稚園や学校でも歯科検診が始まります。
また大人も新年度が始まりなんとなく心もうきうきしてきますね。
いつも歯が痛む時にしか歯科にかからないという方も、定期検診を受けに歯医者さんに通うことを習慣にしてみましょう。
今は特に症状がないなと思っていても、プロの目でチェックすると何か見つかるかもしれません。
●こんな症状の時は、まず歯科へ
1.歯が痛い
2.詰め物が取れた
3.歯に冷たいものがしみる
知覚過敏やむし歯になっているかもしれません。
知覚過敏は一度なってしまうとなかなか治りません。
進行してしまうと冷たいものばかりで無く、日常のちょっとしたことでもしみやすくなってしまいます。
最悪むし歯で無いのに神経の治療が必要になることがあります。
もちろんむし歯であればそのまま放っておくと、どんどん進行してしまいます。
なるべく早く治療しましょう。
4.歯ぐきから血が出る
強い力で歯ブラシをしていると歯ぐきに傷が付いて出血することもありますが、まずは歯周病の可能性があります。
歯周病は静かに進行します。
放置して重症になると歯が抜け落ちてしまうほど進行してしまうこともあります。
早めに受診しましょう。
5.口臭が気になる
以前にも紹介しましたが、口臭にも様々な原因があります。
気になるようならまずは相談してみましょう。
6.歯の汚れが気になる
自分では磨けているつもりでも、しっかりと汚れを取るのは難しいものです。
気が付かずに取り残した汚れは、むし歯や歯周病の原因になります。
歯磨きで落としきれなかった汚れは歯医者さんでチェックしてもらいプロにクリーニングしてもらいましょう。
7.歯が欠けた・抜けた
歯が欠けたり抜けた後、特に不自由が無いようでも放置してしまうと隣り合っていた歯が倒れ込んでしまいます。
また咬み合っていた歯が無くなることで、無くなってしまったところに歯が噛み込んでしまいます。
8.口内炎ができた・口に怪我をした
通常口内炎は安静にしていると3・4日で痛みは軽くなっていきます。
しかし難治性の口内炎になると一週間たっても症状が良くならないことがあります。
長引く場合は相談することをお勧めします。
また思わぬ事故で歯が欠けたり、口に怪我をした時はまず歯科へ。
9.歯並びが気になる。
見た目だけの問題でなく、歯と歯が重なって磨きにくい場所がむし歯になりやすくなります。
また発音が不明瞭だったり、全身の健康状態にも影響が出たりしますので、一度歯科で相談してみましょう。
10.一年以上歯科に行っていない。
何の症状もないと思っても、初期のむし歯や歯周病は自覚症状がほとんどありません。
歯医者で定期検診をすれば、初期むし歯が見つかったり、自分ではきれいに磨けていると思っていたのに思わぬところに歯垢や歯石がたまっていたり、と何らかの症状が見つかるかもしれません。
発見が早ければ、それだけ早く治療に取りかかることができます。
放置して悪くなればなるほど治療も困難になり、時間とお金がかかります。
現在はプラーク(歯垢)とバイオフィルム(細菌の膜)を除去するには、上手に歯みがきができている方でも年に3〜4回は専門的な器械での清掃が大切だといわれています。